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Posted by だてBLOG運営事務局 at

自分一人で頑張りすぎない

2010年08月23日

「昔の歴史家は自分が判断できないところは、余白のままに残しておいて、後の時代の有能なものが書き込めるようにした。また、自分が乗りこなせない馬を持っている者は、自分より巧みな乗り手に貸し与えたものだ。そういう奥ゆかしさは、今ではすっかり廃れてしまったね」

真面目で目的意識の高い人や優秀な人ほど、度を越して頑張り過ぎる傾向があります。論語に「すぎたるはなおおよばざるがごとし」という言葉があります。
なんでもやりすぎれば、それがよい事でも、不足気味や不満足な状態と同じ事になってしまう。
むしろ控えめにしている方がよい。程度とバランスを見極める事が大切だ、という意味です。
人間は良くも悪くも欲深いものです。いくら頑張っても、いくら手に入れても、足りないと思ってしまうのです。
例えば、仕事では、手を抜かずにベストを尽くす事は大切ですが、何でも自分が出しゃばりすぎれば、周囲から反感を買いマイナスになる事もあります。
頑張り過ぎて心や体を壊してしまっては、元も子もありません。
腹八分目という言葉もあります。
何事も余裕を持って、多少控えめなくらいの方が失敗せず、むしろ周囲の協力も得やすくなり、成功に繋がるのです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

町内会、婦人部など今、若い人がいないという事でお手伝いに入ってますが、ものすごく気が利いて、何でもできるからものすごく動いて、料理から仕事から、すべてに完璧に仕事をこなし、すごいなあと感心している人がいます。でも、あまり周りでは良く思っていないのが、つい最近知りました。
最初は、あんなに気が利く人で働き者なのに、人にそう思われて損だなあと思いましたが、自分が完璧主義なので、自分が思ったように事が進まないとイライラするみたいなのです。
完璧主義なあまり、その人がいない時には、みなさん自主的に事を運ぶのは怖がり、来てお伺いをたててからやるという傾向になってしまいました。
確かにすごい人で見習わなければならない事はたくさんあります。
でも、周りにも完璧を求めすぎると、自分と同じ人はいないので、反感をかうだけになってしまったのではないかと思いました。
気持ちはたくさんあるけれど、逆に損をしてしまうのはかわいそうだと思いました。

つまり、あくまで自分がしている事は喜びでしているのであり、誰がしなくても、誰が気がつかなくても、誰かのあら捜しのためでもなく、自分の自己満足のためでもなく、人の笑顔のために尽くすと考えれば、何も不満なくやれるのではないでしょうか。

さあ、今日もバリバリ笑顔で自分も笑顔になるために、人の笑顔を見るために、張り切って頑張りましょう(^O^)/  


Posted by rinrin at 09:14Comments(1)プラス思考