末座の人の声を聞く
何故武田は滅びたか
昔の大将が軍議を開いて、戦争をどうしたものかをみなに計った場合、各武将がそれぞれ意見を言います。
それで大将がこうやろうかと決戦する時に末座に座っていた地位の低い人が「お待ち下さい。私は反対です。こう思います。」と言う。賢明な大将であれば、それを静かに聞いてみて、なるほどと考えます。
大将が謙虚な心をもっていれば、耳を傾け、一理あれば軍議を変える。そういう衆知を集めた軍議をというものが大切なのです。
長という立場に立って会議をする場合、一番若輩と言われるような人から、そういう意見が出るでしょうか。
これは、意見が出るような雰囲気を作っているかどうかがまず大事な問題です。
会議をする時に末座に座っている人が、遠慮なく言える雰囲気を作ることが長となる人の心得だと思います。(松下幸之助)
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たくさんの意見を言ってもらいたいと言いながら、トップの人は自分の考え方がガチガチにあると、どう言っても、結局は自分の思うような考え方を押し付ける形になるのが普通です。
でも、今若い社長で伸びている会社は、下の意見をたくさん聞いて、まずやってみようかという方向に進むので、新しい閃きがたくさん出てくるし、任されたら、真剣に成功させるために精一杯やり、プラスの循環が生まれるのだと思います。
学校の役員でも地区の役員でも、とにかく長にたったら、意見を聞く姿勢は大切ですね!
というより、人として、人と付き合っていくことにも大事なことです!
今日も終わりになっちゃうけど、バリバリ笑顔で働きましたか?(^O^)
あと少し、頑張りましょう(^O^)/
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