ずっと変わらないものなんてない

2009年07月01日

心も体も変化しているという「空」の原則

観自在菩薩は五蘊(ごうん)はみな空だと照見して一切の苦から解放された。

この言葉のキーワードを理解すれば、少しでも仏心がわかるようになるかもしれません。

五蘊とは…
色・受・想・行・識 の事です。
色は、物体としての私達の身体。
受は、外からの刺激を受ける五感の感覚器官。
想は、感覚器官から入った刺激を脳へ送る知覚システム。
行は、脳が過去の経験を総動員してその刺激を認識すること。
識は、認識した結果を判断する心の動き。

これら五つの要素で構成されるのが私達人間の正体であるということです。
そして、空は、五蘊は常に変化するものだから、固有の実体があるわけではなく、体も日々老化。
すなわち、今の状態がずっと続くなんて事はない、不変のものなど何もないという大原則なのです。

今苦しくても、ずっと続くわけではないし、幸せもずっと続くわけではないのかもしれません。
きっとその間に何を感じて何を思って行動するのかが大事なんでしょうね。

やはり、悟りを開くって当たり前だけど、そう簡単にはいかないです……(*_*)

同じカテゴリー(プラス思考)の記事画像
松下幸之助
いいの見つけた!
書いて魂に刻み込む!
この世は全部「空」だと気付けば…
心がすっきり明るくなる般若心経
お前はまだ負けてない。勝っていないだけだ。
同じカテゴリー(プラス思考)の記事
 何のために仕事をするのか (2010-11-18 07:30)
 相対差よりも絶対差 (2010-11-15 07:45)
 心の鍛え方 (2010-11-10 08:43)
 持てる力を出し切る (2010-11-05 17:27)
  (2010-11-04 08:12)
 一からやり直してみる (2010-10-25 09:00)

Posted by rinrin at 12:13│Comments(0)プラス思考
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ずっと変わらないものなんてない
    コメント(0)