末座の人の声を聞く

2010年04月21日

何故武田は滅びたか

昔の大将が軍議を開いて、戦争をどうしたものかをみなに計った場合、各武将がそれぞれ意見を言います。

それで大将がこうやろうかと決戦する時に末座に座っていた地位の低い人が「お待ち下さい。私は反対です。こう思います。」と言う。賢明な大将であれば、それを静かに聞いてみて、なるほどと考えます。

大将が謙虚な心をもっていれば、耳を傾け、一理あれば軍議を変える。そういう衆知を集めた軍議をというものが大切なのです。

長という立場に立って会議をする場合、一番若輩と言われるような人から、そういう意見が出るでしょうか。

これは、意見が出るような雰囲気を作っているかどうかがまず大事な問題です。
会議をする時に末座に座っている人が、遠慮なく言える雰囲気を作ることが長となる人の心得だと思います。(松下幸之助)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

たくさんの意見を言ってもらいたいと言いながら、トップの人は自分の考え方がガチガチにあると、どう言っても、結局は自分の思うような考え方を押し付ける形になるのが普通です。

でも、今若い社長で伸びている会社は、下の意見をたくさん聞いて、まずやってみようかという方向に進むので、新しい閃きがたくさん出てくるし、任されたら、真剣に成功させるために精一杯やり、プラスの循環が生まれるのだと思います。

学校の役員でも地区の役員でも、とにかく長にたったら、意見を聞く姿勢は大切ですね!

というより、人として、人と付き合っていくことにも大事なことです!

今日も終わりになっちゃうけど、バリバリ笑顔で働きましたか?(^O^)

あと少し、頑張りましょう(^O^)/

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Posted by rinrin at 18:16│Comments(3)プラス思考
この記事へのコメント
こんばんは(^-^)/そうですね いろんな意見をきくのはいいですね☆
Posted by 佐藤トラ at 2010年04月21日 20:38
いい話ですね。

ただし、「小田原評定」という言葉もあります。「いつまでも意見のまとまらない話し合い」という意味のことわざですね。

戦国時代に小田原を収めていた後北条氏は、身分に関わらず、どんな意見でも尊重する家風があったのですが、決定的な場面でなかなか結論が出ず、その家風が結果的に滅亡の遠因になってしまったことに由来するものです。

つまり、自由な話し合いができる雰囲気と、いざというときには毅然として決断できる責任感あるリーダーが存在することが組織運営における車の両輪なのだと思います。
Posted by 風魔小太郎 at 2010年04月22日 04:54
風魔小太郎さんへ
なるほどですね!
バランスが大事ということですかね!!
人はバランスが大事かも知れませんね。片寄った生き方は、道がそれるかもしれません。貴重な意見ありがとうございました!!
Posted by rinrin at 2010年05月02日 23:43
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    コメント(3)